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松本市の中心街に、
中世の昔より
庶民に利用されてきた
名水の湧き水があります。

昭和63年、サクセンは
この湧き水の復元工事に
携わりました。

古文書としては
文禄3年(1594)に
記録されていますが、
それより遙か中世より
利用されてきた事が伺えます。

源智の井戸(松本市中央3)

昭和63年、サクセンにてこの井戸の復元工事に携わり、古くから名水として利用されてきたその理由には周辺とは違う水質にあるようです。

源智の井戸は揚水量は毎分約500リットル、水温はサクセン計測実績から平均15.5度の自噴井戸です。水質硬度は113mg/Lです。硬度とは、水質を表すひとつの指標で、水に含まれているカルシウムとマグネシウムの総量を言います。おいしい水の要件は硬度50mg/Lぐらいの水がおいしいとされています。
となると、源智の井戸の水は軟水の多い日本では珍しく、硬水系の天然水と言えます。水温もおいしい水の要件である20度以下であるから、夏の盆地特有の暑いときは正に生水と感じるほどおいしいのです。

資料

この井戸は湧水量も多く
水質もよいため
中世以来付近町内の飲用水
酒造用水として利用され
「善光寺道名所図会」にも
「当国第一の名水」として
紹介されています

由緒来歴

源智の井戸の名は中世来この地に移住した河辺縫殿之助入道玄智の名によると伝えられています。記録上の初見は文禄三年(1594)松本城主石川家の家老 渡辺金内の出した文書に残っています。

明治10年 明治天皇御巡幸御膳水
昭和8年 長野県県史跡指定
昭和42年 松本市市史跡指定
昭和43年 松本市重要文化財となる
昭和63年 市より井戸復元工事着手
平成元年 修復整備

 

多くの人が訪れ、お茶やコーヒー、家での煮炊きなどに利用されています。 毎分、約500リットルの水が地下より懇々と湧き出ています。


 松本駅の東、駅から歩いて15分くらいでしょうか。